Aggresive Over Driveのバージョン2が登場!
E.N.T EFFECTSの第一作として発表したAggresive Over Drive(a.k.a AOD)に大幅な改修を施し、実に半数以上のパーツ定数を変更して全く新しいエフェクターに仕上げた本作は、「次世代TS系」・「E.N.T EEFECTSの音質を引き継ぐペダル」としてチューニングされた今までにない新感覚の TS系ハイゲインオーバードライブです。
AOD 1stは、TS系を拡張した音質を狙ったエフェクターであり、あくまでTS系の枠組みの中で最大限に強化したオーバードライブとして製作しました。それから3年程の月日の中で、「TS系」という大ブランドに一石を投じるような大胆な改造のために研究を重ねて本作は完成しました。TS系にある「艶のあるMid」はそのままにAOD 1stよりもレンジ・レスポンス・ゲイン幅を改善し、そしてTS系の回路をブラッシュアップした結果、うねるような倍音、そしてバイト感を持たせた音質を獲得することに成功しました。
どのようなシチュエーションでもお使いいただける汎用性に富んだエフェクターであることを前提として考えた本作は、クランチからリードトーンまでのゲイン幅を持ち、ブースターとしても機能するようボリューム幅も拡張しています。
TS系の特徴であるHigh、LowをカットしMidを押し出す回路に対して、OD2ndEraは高域、低域を敢えてカットせず、ギターとアンプの素性を引き出せるようナチュラルな音域を再現しています。それに加えてTS系の特徴的なミドル感を持たせる回路構成を考え抜き、本作に採用しています。
さらに E.N.T EFFECTSのノウハウを注ぎ込み、あくまで実践的なペダルとして破綻しない正統派のトーンキャラクターを持ちます。
本機のオペアンプにはアナログデバイセズ製「AD712」を贅沢にも2つ搭載しています。TSの滑らかなトーンはそのままに、応答速度・帯域を強化した、リニアに反応する秀逸なオペアンプです。AOD2ndEraのキャラクターの根幹を担います。 TS系の枠に捕らわれない、様々なシチュエーションでお使いいただければ幸いです。
Level : バイパス時と比較し最大約10倍以上の増幅率を持ちます。そのためブースターとしても最適です。
Drive : 10時方向を一般的なTSオーバードライブの最大ゲインとし、それ以上回していくとディストーションにも 引けを取らないハイゲインサウンドをお楽しみいただけます。Driveが0の状態では完全なクリーンとなり、オペアンプ「AD712」のバッファー回路による良質なプリアンプとしてもお使いいただけます。
Tone : TS系最大の特徴ともいえるトーン回路を採用しています。12時方向を基調とし、主にミドルレンジをコントロールする トーンとして改修されています。
●本製品は DC センターマイナス9Vの電源で駆動します。楽器用ACアダプターまたはパワーサプライをお使いください。
●ゲイン幅を広くとっているため、ご使用の環境によっては過度なノイズの発生または発振する可能性があります。適宜セッティングを行ってください。
※画像はサンプルです。