2つのピックアップを自由に組み合わせるアコースティックに特化したミキサープリアンプ
■高音質ヘッドアンプとアナログミキサーを内蔵
ピックアップの信号を繊細に受け取るヘッドアンプと、ミックスのみに機能を絞り最も良い状態で音を混ぜるアナログミキサーで構成された回路
■シンプルでありながら必要な機能を備えた仕様
直感的に操作できる2ノブボリューム。フェイズ切り替えやデュアルアウトも可能とし、様々なミックスパターンに対応
■基本スペックの高い設計
ハイインピーダンスPU対応・ワイドレンジ・ローノイズ
高耐久・高信頼のNeutrikコネクタを採用
9Vバッテリー/アダプター 両対応
■加工感の少ない自然なアコースティックサウンドシステムの構築に
2つのピックアップの良さを引き出し弱点を補い合う事に特化させた専用設計。根本的な音をEQ等に頼らず作り込むことで、その後の補正やエフェクトをより効果的にいかします
なぜデュアル・ピックアップ・システムが選択されるのか
アコースティック楽器用のピックアップには様々な種類があります。
音質はもちろんフィードバック（ハウリング）のしやすさや生音への影響等、それぞれに一長一短があり何かを割り切って使う必要があります。
ストロークするだけでなく生鳴りやボディヒットの音も演奏にいかしたい場合、1つのピックアップだけで全てをカバーすることは非常に困難です。
そこで必要となるのが、2つのピックアップをミックスして補い合いながら音作りを行うデュアル・ピックアップ・システムです。
外部（アウトボード）ミキサー・プリアンプの利点
デュアルタイプのオンボードシステム（ギター内蔵型）も選択肢として存在し、各社からリリースされています。
オンボードシステムは電池残量を考慮した設計が必要であり、それはノイズや音質面で不利となります。
あらかじめ音質を加工処理したうえでミックスされる場合もあり、手軽で分かりやすい半面、自分で音を作り込んでいく自由度は低くなります。
外部（アウトボード）ミキサー・プリアンプを選択することで楽器本体にミックス機能が不要となり、自由に好みのピックアップをミックスすることが出来ます。
よりスペックの高い回路を使えることにより音質も向上します。
音質を最優先に、限りなくシンプルな設計と機能
アコースティックギターの音作りにはEQ補正が一般的ですが、EQでの音の作り込みはノイズやフィードバックの増加、位相の乱れによる不自然さ等、素材の良さを味付けで阻害してしまう場合がります。
補正やエフェクト処理の前の音をデュアル・システムで作り込んでおくことにより、その後も必要最小限で効果的にいかすことが出来ます。
DUAL INPUT PREAMPはそれぞれのピックアップが持つ音色をそのままより良く混ぜることを目的としています。 シンプルな回路で素材を大事にし、次の機材へ送る為に必要な機能を備えています。
＜ステレオ・インプット＞
入力はTRSフォンのステレオケーブルを用いて行います。
＜2ノブボリューム＞
直感的に操作しやすい2つのノブでMIX量を調節します。
センター位置から最大で17dBのブーストが可能。
出力音量の小さいPUにも対応します。
＜フェイズ・スイッチ＞
2つのPUの位相が合っていない場合、低音が損なわれたり、フィードバックしやすいサウンドとなります。
フェイズ・スイッチに最適な位相を選択することが出来ます。
＜デュアル・アウトプット＞
1つのアウトプットを使用したミックス出力、2つのアウトプットを使用したデュアル出力、両方に対応します。
それぞれのピックアップの音を個別に調整したり、オペレーターへ送ってPAミキサーで調整してもらったり、 様々な状況で使用できます。
INPUT：dual (TRS)
OUTPUT：2 (mix or 2 para)
PHASE SWITCH：single (ring)
MUTE SWITCH：✕
TUNER OUT：✕
電源：9V battery / 9VDC supply
Controls:
TIP VOLUME
RING VOLUME
PHASE SWITCH
Jack:
STEREO INPUT
TIP / MIX OUTPUT
RING OUTPUT
Power:
9V battery
Standard center negative 9V DC supply
Current draw:
12mA
Dimensions:
75mm(W) x 114mm(D) x 48mm(H)
Weight: 199g
※画像はサンプルです。
